「剣が君」鈴懸・螢ルート感想

2022-05-20剣が君

6人全員の本編をプレイして、縁はメインよりサブの時の方が輝くなって思いました(笑)
他のキャラにツッコミを入れている時めちゃくちゃ光ってるよ✨www

鈴懸ルート感想

癒された～～～。鈴懸は癒し系ですね、ハチモクとマダラもかわいいし、、、☺️
これの前にやった九十九丸ルートが仄暗いので余計にそう感じたのかも。

因みにワタクシは医術(医療)を提供して稼いだっていいじゃない、と思っております！(笑) 弱い者や貧しい人から法外な額をふんだくるのはどうかと思うけど、取れるところからは取ればいいんじゃないかと。

日本はなぜか、お金が汚いものっていう深層心理がありますよね？そんなことないと思うんだけどなあ。お金自体に罪はなく、その(稼ぐ)方法がどうなのかってことですよね。真っ当な方法なら堂々としてていい。

ただ鈴懸は理想を言うだけのお花畑ちゃんではなく(天真爛漫で可愛いんだけど。逢坂良太さんの演技も相まって更に！)、行動力もあるんですよね～あり過ぎるぐらい！悪く言えば無鉄砲！w

本当に世の中を変えるためには自分が力を手に入れるしかない、上にいくしかないんだ、ってわかってる。バランスの取れた嫌味のない天然ちゃんでした。あー、かわいかった☺️

鈴懸ルートでは七重と法眼様が長七郎を見捨てるっていう非情な流れなんですが、長七郎をカルラに預けるっていう、サブキャラであっても他ルートと同じ結末にはしないっていう工夫もありました。

幸魂(君)

直感で進んで行った結果一番最初に辿り着いたのは幸魂エンドでした。

一番刀にはなら(れ)なかったけれど、神威とはお友達になります笑(君ルート共通) 別キャラのルートでちょこっと出てくる神威は小物感のある嫌な奴だったのですが、メインで絡む鈴懸ルートではマダラを追いかけて山の中に入っていった香夜ちゃん(主人公)を助けたり、親切にしてくれるんですね。

木霊も見えるし(←心の綺麗な素養のある人間にしか見えない)、人ならざる者にも理解があるし、実は良い奴なんだな、ってなるんですが、神威の尊敬する師匠(医者)が鈴懸に一目置いていたりするせいで、嫉妬して他ルートと同じ嫌味な奴に逆戻りするので「あれっ？」ってなりますw

これは演技の問題なんですかねぇ？香夜ちゃんを助けるシーンの話し方が別人レベルで優しいんですよ！行動としては助けてくれるんだけど、ちょっと嫌味だったり、ツンツンしていたら違和感感じなかったのかなあ。

あと鈴懸が嫉妬の感情を知っていく過程が良かったな～。幼少の頃、妖怪に虐められて、酷いことをされてもニコニコしていた鈴懸が笑えなくなる。純粋培養ちゃんが大人の階段をのぼってました！(笑)

荒魂(剣)

一番刀になって、天下五剣の数珠丸を手に入れ家光公の懐刀となる、私はこれが鈴懸ルートのベストエンドだと思っています。身分関係なく医療が受けられる世界を作りたい、という当初の目的をきちんと果たし、更に香夜ちゃんとも結ばれるという、二兎を得る内容で、ふたつを手に入れちゃうところも鈴懸らしいです。

忙しくなってしまった鈴懸に、主人公は寂しく感じているけれど、後日談ではきっとラブラブでしょう！w

奇魂(剣)

鈴懸唯一のバッドエンド。だけどどうなのかな、目的はキチンと果たしているので香夜ちゃんにとってのバッドエンドと言えるかな。このルートも最期まで鈴懸らしさ全開でした。鈴懸エンディングで一番好きかも。

逢坂良太さんの演技も素晴らしかった～～～～。

和魂(君)

幸魂で鈴懸は、香夜ちゃんと共に江戸の町で生きる決意をするんですが、和魂の場合は、高尾山に帰郷することを選択します。更に長七郎、ハチモク、マダラ、鈴懸と共に主人公も高尾山で暮らすことを選びます。

この時、実彰ルートみたいに家族には黙ってそっと出ていくのかなって思ったんですが(描かれていないだけで手紙とか残してたかもしれないけど…)、香夜父とは手紙でやり取りしており、のほほんとしていますw

後日談ではカルラがいっぱい出てきて欲しいな！鈴懸とカルラの過去話ももっと下さい！(笑)

螢ルート感想

一番最後に持ってきて大正解だったー！！！！！外見だけじゃなく中身も好みだったw 普段はキリっとしてる顔立ちだけど、笑うと急に優しい表情になるの好き。あとちょこっと出てる2本の角が可愛すぎるっ

2人目(実彰)を攻略してるあたりから螢って鬼っぽいな～と思ってたんですが(シグラギや斬鉄と同じで爪も黒いし)、鈴懸ルートでの左京と螢のやり取りで確信に変わって、やっぱりその通りでした。

それにしてもKENNさんってすごいですね。一番最後に攻略したからこそ、余計その凄さを感じました。元々こういうゲームって、比較的お上手な方でも地の文と声優さんの演技のテンションが噛み合ってない時とかもあって「これでOKなんだ…」ってなることもあるんですが、KENNさんの場合は次元が違う気がしました。

ゲームの収録って確か掛け合いではないんですよね？なのにちゃんと相手を「受けている」感じがあって、風景が見えてくるというか、状況や香夜ちゃん(主人公)が感じられるんですよ。

螢ルート共通の告白シーンもめちゃ萌えでしたね。くすぐったくて可愛かった～！

元々アイナナの環くんに対する解釈の話で、監督？にされた演出で「環くんはそういうことしないと思う」的なことを言って、表現的には変わらないんだけど、環くんのやりそうな行動に則って演じたっていう話をしていたことが過去にどこかであったはずなんだけど、解釈の仕方がすごいいいなって思った記憶があって。

私は声優さん自身のことにはそこまで興味がないので(作品を楽しませてくれればいい)、そんなに詳しいわけではないけど、KENNさんのことはなんていうか「消費者(ユーザー)に求められていることが分かっていて、しかもそれをプロとして演じられる人」っていうイメージなんですよ。ファンサも含めて。

あと相変わらず家光公が素敵でした。マジでFDで深掘りされてないかな？

螢の正体は早い段階で予想がついていたけれど、一の子分である、かむろたんの正体には驚きましたw 確かにビジュアルをみると「なるほど～！」ってなるんですけどね。

奇魂(剣)

剣ルート共通では螢が一番刀になるんだけど、これで天下五剣の中で攻略キャラが手にする刀は4種類だってことがわかりました。残りの一振りは誰も手にしないんですね。(そして全員が手にするわけでもない)

こういうところも、金太郎飴にならない工夫がされていてとても良いと思いました。

ラストは花嫁道中の護衛メンバーが総出で出てきて、そこに香夜父まで加わって、みんなで螢と主人公をくっ付けようと奮闘？するんだけど、香夜父おちゃめだな、そんな一面もあったのね、となりましたw

ただねぇ～鬼に恨みを持つ左京と鬼である螢との問題が棚上げのまま急に協力し出すから違和感があるんですよね。どこかのルートで和解に至る話があればよかったんですが、どこにもありませんでしたw

とまぁ、唐突感が否めないものの大団円だなーと思っていたら、結末のサブタイトルも「大団円」でしたw

荒魂(剣)

剣ルート共通で呟かれた辰影の不穏な言葉が回収されます。奇魂で華麗にスルーされた時、荒魂でくるなって思ったよねw 案の定の死亡エンドでしたが、そのシーンはとても美しく、切なかったです。

KENNさんの演技もすんばらしいです！一聴の価値あり！

幸魂(君)

お父さんは許しません！ルートですねw(君ルート共通) 思いがしっかり通じ合ってから話が展開するので、鬼である螢が香夜ちゃんをお嫁さんにするために奮闘するんですが、主人公も螢も魅力的に描かれています。

呉葉(螢の幼馴染で許嫁)やおじいちゃんなど君ルートでしか登場しないキャラもいて楽しいです。それ故にもっと出て欲しかったなーと思ってしまうんですが、ラストにも登場してくれてスッキリしました！(笑) それにしても吉備国(それとも鬼族特有？)の民族衣装？はエロいっすね！🤤

また螢が豆で苦しんでいた理由が、ただの好き嫌いではなく鬼であるが故だと判明したのも練られてるなーって思いました！確かに鬼が豆苦手ってしっくりくるわ。節分で撒きますもんねw

主人公がシグラギ達に対して同情を示すシーンがあり、このシーンがあって良かったと思うのと同時に螢ルートのどこかで、助かる物語がなかったのは残念でした。やってきたことの重さから赦されることは無理でも、螢や主人公とは和解して欲しかったなって、救いのルートが欲しかったなっていう気持ちがあります。

和魂(君)

ED曲への入り方が秀逸。KENNさんの泣きの演技がめちゃくちゃ良かったです、、、

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